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【講演レポート】関西学院大学にて弊社社長が登壇 〜学生との対話から生まれる「チャレンジ」の力〜
2025年5月20日
──学生との“対話”から生まれた、チャレンジ精神の芽吹き
2025年5月、当社代表である林歳彦社長が、関西学院大学にて講演を行いました。
今回のご縁は、同大学経営学部の向井教授からのご紹介により実現したもので、三田キャンパス、西宮上ケ原キャンパス、西ノ宮キャンパスの3拠点をまわり、それぞれ異なる時間帯で3クラス・合計270分にわたる講演が行われました。
講演のスタイルは、林社長が常に大切にしている“対話型”。一方的に話すのではなく、学生一人ひとりの考えや感じたことを尊重しながら、双方向で進行していく形式でした。
●日常の「当たり前」が、社会との接点になる
──講演は「企業に包まれて生きている」という視点から始まる
講演の冒頭では、向井教授がこれまでの授業で取り上げてきたテーマ「企業に包まれて生活している」という言葉をもとに、学生たちが使っている椅子や机といった日用品も、すべてどこかの企業がつくったものだという気づきを促す問いかけがありました。
林社長はその視点を引き継ぎながら、「私たちは、社会の中で多くの人や企業に支えられて生きている」というメッセージを伝えました。
この気づきが、学生たちにとって身近なところから社会を見つめ直す出発点となり、講演への没入感を一層高めました。
●「チャレンジ」がテーマ──林社長の実体験から学ぶ生き方
講演の中心となったテーマは【チャレンジ】。社長は、自身がこれまで実践してきた社会貢献活動や挑戦を紹介しながら、失敗や困難を恐れず一歩踏み出すことの大切さを語りました。
たとえば、「世界中の子どもたちが夢を諦めなくていい社会をつくりたい」という想いのもと始めた子ども食堂の支援活動、環境保護の一環として取り組んでいるサンゴの養殖、日本ミツバチの養蜂(千葉県)などの事例紹介。また、ラジオ番組への出演を通じて社会に声を届ける活動についても触れました。
こうしたリアルな体験談をもとに、「自らの信念を形にしていく力」や「社会に対する責任感」を持つことの重要性が学生たちへと語られました。
●自由な対話の中で育まれる、思考と共感の力
社長による自己紹介の後、学生たちとの自由な対話へと展開。ここからが、講演の本当の醍醐味とも言える時間でした。
「チャレンジをやめないことが、自分の成長につながると思う」
「忍耐力がつくと、チャレンジへの行動力も育つ」
「勇気とは、バイキングで自分が取ったものを食べ切ることだと思う」
──学生たちから飛び出したこうしたユニークな言葉の数々には、教室中が笑いに包まれながらも、どこか真剣な空気感が流れていました。
一人の発言に対して、別の学生がそれを受け取り、さらに考えを重ねていく。
そんな「対話の連鎖」が自然と生まれ、社長自身も、「想いを受け取り、考えることがこれほど心地よいものだとは」と感銘を受けた様子でした。
●感想:未来をつくる若者たちの“本気”が感じられた時間
今回の講演を通じて感じたのは、学生たちの真剣なまなざしと、未来に向けて何かを掴もうとする強い意志です。メモを取りながら集中して耳を傾ける姿、仲間の言葉を丁寧に受け止め、対話をつなげていく姿勢──そのすべてが、この講演をかけがえのない時間にしてくれました。
今後も、私たちはこうした若者との出会いを大切にし、社会をより良くしていくための“チャレンジ”を続けてまいります。