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日本蜜蜂嶺岡工房 ー命をつなぐ営みを、次の世代へー
2026年1月20日

日本蜜蜂嶺岡工房として、
養蜂事業を継承しました
自然と共に生きる事業を
未来へつなぐ決断
ハヤシコーポレーションはこのたび、
日本蜜蜂の養蜂事業を「日本蜜蜂嶺岡工房」として事業継承しました。
この継承は、事業拡大や新規参入を目的としたものではありません。
自然と共に生きる営みを、途切れさせず次の世代へつなぐための選択です。

日本蜜蜂という、かけがえのない存在
日本蜜蜂は、私たちが口にする果物や植物の多くの受粉に関わり、
生態系の根幹を支える存在です。
しかし現在、
都市化や農地開発、農薬の使用、気候変動など、
複合的な要因により生息環境は年々厳しさを増しています。
東京大学
日本蜜蜂はとても繊細で、
人の都合だけでは守りきれない命でもあります。

20年以上続いてきた、嶺岡の養蜂
千葉県・嶺岡の地で、
日本蜜蜂と向き合い続けてきた養蜂があります。
この地は、古くから人と自然の営みが重なり合い、
日本の酪農発祥の地とも言われる場所。
そのふもとで、
20年以上にわたり、日本蜜蜂の養蜂を続けてきた方がいました。
巣箱を自ら作り、改良し、
蜜蜂の様子を見ながら、採りすぎない採蜜を続ける。
効率よりも、
「群が越冬できること」を何より大切にした養蜂です。

「工房」という名前に込めた意味
私たちは、この養蜂の場を
「養蜂場」ではなく、「日本蜜蜂嶺岡工房」と名付けました。
それは、巣箱を作るのも、改良するのも、
蜜蜂を誘引する花を育てるのも、
すべて自分たちの手で行う場所だからです。
大量生産ではなく、
試行錯誤を重ねながら、
命と向き合い続ける“工房”でありたい。
その想いを、この名前に込めています。
ハヤシコーポレーションが継承を決めた理由
私たちハヤシコーポレーションは、
これまでサンゴ保全、地域循環型のものづくり、教育活動など、
「人と自然が共に生きる社会」を軸に事業を行ってきました。
日本蜜蜂の養蜂は、
その思想と深く重なります。
自然から奪いすぎないこと。
命のリズムを尊重すること。
短期的な利益より、長く続く営みを選ぶこと。
だからこそ、
この養蜂を「終わらせない」選択をしました。

採蜜について ― 蜜蜂を守るために
嶺岡工房では、
蜜蜂の群れが越冬できる量を見極めながら採蜜を行います。
採蜜したはちみつは、
無添加・非加熱。
不純物を極力取り除く「たれみつ」の方法で、
一つひとつ時間をかけて丁寧に仕上げています。
それは、
「商品をつくる」ためではなく、
蜜蜂と人が共に生きる循環を守るためです。

命をつなぐ事業として
日本蜜蜂嶺岡工房は、
はちみつを売るためだけの場所ではありません。
日本蜜蜂という存在を知ってもらい、
自然と人との関係を、もう一度考えるきっかけをつくる場所です。
この事業継承は、
命を次へつなぐバトンを受け取ったということ。

これからも、自然とともに
ハヤシコーポレーションは、
日本蜜蜂嶺岡工房として、
- 日本蜜蜂の個体数を増やすこと
- 自然と共生する養蜂を続けること
- この営みを、次の世代へ伝えていくこと
に、真摯に向き合っていきます。
自然の中で生かされている私たちだからこそ、
自然とともに歩む事業を。
これからの嶺岡工房の歩みも、
ぜひ見守っていただければ幸いです。


