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「愛」で走るトラックを、街へ。
2026年2月27日

ー 宮田運輸「こどもミュージアムプロジェクト」ー
運送会社の事故防止策といえば、
毎日の点呼、研修、IT機器の導入、デジタコやドライブレコーダーの活用…。
けれど、それだけでは変えきれない“何か”がある。
その問いから生まれたのが、
宮田運輸の
「こどもミュージアムプロジェクト」です。
そして私たちハヤシコーポレーションは、
その願いを形にするラッピングという技術を通じて、この活動を応援させていただいています
ルールではなく、「愛」で事故を減らす
きっかけは、2013年に起きた痛ましい交通事故でした。
自社トラックとスクーターの事故。尊い命が失われました。
事故後、宮田社長は
「管理を強める経営」から
「人を信じる“心の経営”」へと大きく舵を切ります。
そして生まれたのが、
こどもミュージアムプロジェクト。
ドライバーの子どもが描いた絵やメッセージを
トラックの背面に大きくラッピングする取り組みです。
あるドライバーのダッシュボードに飾られていた一枚の絵。
「お父さん いつもありがとう
あんぜんうんてん がんばってね」
その言葉は、
どんなルールよりも、どんな管理よりも、
まっすぐに心に届いた。
「これだ。」
その直感から生まれた“こどもミュージアムトラック”。
結果、事故率は4割減少。
違反も減り、丁寧な運転が増え、燃費も向上。
数字以上に変わったのは、
ハンドルを握る人の意識でした。
子どもたちの絵は、
ドライバーの誇りになり、
街の人の心にもやさしく触れ、
描いた子ども自身の自己肯定感も育てていく。
今では全国308事業者、海外にも広がり、
一般社団法人として活動が展開されています。
「やさしさは、世界を変える」
それを本気で実装しているプロジェクトです。
想いを“かたち”にする役割
私たちハヤシコーポレーションは、
このプロジェクトのトラックラッピングを担っています。
子どもたちの絵は、
単なるデザインデータではありません。
そこには
家族の想い
日々の願い
「無事に帰ってきてほしい」という祈り
が込められています。
だからこそ私たちの仕事は、
印刷物を貼ることではなく、
想いを背負わせること。
ご縁をいただいた当初から感じていたのは、
このプロジェクトが“広告”ではなく“祈り”であるということ。
ハヤシはこれまで、
普段、企業のメッセージを扱うプロだからこそ、このプロジェクトの意味を誰よりも感じています。
企業価値の発信ではなく、
「人の心」を街に届ける取り組み。
その想いに共鳴し、専門技術をもって、
この尊い『祈り』を社会へ送り出すお手伝いをする。
仕事として関わらせていただくことで、この循環の一助になりたいです。
街で見かけた時に、また愛を感じる。
子どもが描いた絵のラッピングは
他の仕事とはまた違い、
胸の奥があたたかくなります。
まっすぐな線ではない。
完璧なレイアウトでもない。
でも、そこには
本物の想いがある。
トラックの背面に貼り終えた瞬間、
それは“広告物”ではなく
家族のメッセージを背負った車両になります。
そして街で偶然見かけたとき。
信号待ちで前に止まったとき。
高速道路で走り抜けていったとき。
私たちは、また愛を感じます。
「ああ、このトラックには守りたい人がいるんだ」と。
このプロジェクトに携われることが、我々にとっての誇りであると感じます。
やさしさが循環する社会へ
安全は、管理だけでは生まれない。
やさしさが、意識を変え、行動を変え、結果を変える。
こどもミュージアムプロジェクトは、
その証明です。
私たちはラッピングという技術を通して、
そのやさしさの循環を広げていきたい。
街を走る一台のトラックが、
誰かの心を少しあたためる。
そんな瞬間を、これからも増やしていきます

