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セレッソ大阪 × 東川町民 交流トークイベント

2025年6月1日

【―「挑戦」をテーマに語り合った、未来へつなぐ1時間―】

2025年5月30日、北海道・東川町にて「セレッソ大阪 × 東川町民 交流トークイベント」が開催されました。
会場となった東川町農村環境改善センターには、サッカーボールを抱えた子どもたちや保護者の方々、高齢者など約100名の町民が集まり、年齢も背景もさまざまな方々が一堂に会する交流の場となりました。

このイベントのファシリテーターを務めたのは、弊社代表・林歳彦
セレッソ大阪 会長・森島寛晃 氏、トーホウリゾート 唐神社長、そして東川町の 菊地町長を迎え、「挑戦の重要性と、東川町の可能性」をテーマに語り合いました。

 

 

【ご縁から生まれた、熱いひととき】

 

開会の挨拶に立った菊地町長からは、現在進めているサッカーグラウンド整備計画への思いとともに、セレッソ大阪とのご縁を「新たな一歩」として紹介いただきました。

続くトークセッションでは、3度目の東川訪問となる森島会長が、冒頭からにこやかに、時に熱を込めて語ってくださいました。

「ご縁がすべてのはじまり。東川町の皆さんの温かさに触れるたび、もっとこのまちが好きになるんです。」

そんな言葉から始まった会場は、すぐに和やかな空気に包まれました。

 

【夢を育てるもの、それが「挑戦」】

 

森島会長は、ご自身のサッカー人生を振り返りながら、「夢」「挑戦」をテーマにしたエピソードを披露。


  • 小学2年で始めたサッカー


  • 地元のOB・木村和司さんとの出会いが夢のきっかけに


  • ワールドカップでのゴール、「あの1点がなければ、今ここにいないかもしれない」

その言葉に、多くの親御さんが大きくうなずき、**“我が子にも、そんな出会いがあれば”**と願うような空気が会場に広がっていました。

「挑戦する人には、挑戦する人にしか見えない景色がある。まずは、全力でやってみること。」
「失敗しても、苦しくても、そこで立ち止まらず、工夫して乗り越える気持ちを持つことが大切です。」

若い世代へのメッセージとしても、大人世代への問いかけとしても、力強く響く言葉が続きました。

 

 

【会場とのやりとりから生まれた“気づき”】

 

トークセッション後の質疑応答では、参加者のリアルな悩みに森島会長が一つずつ丁寧に答えてくださいました。

  • Q:中学生の息子が練習に前向きでなくて…?
     →「親が言っても響かないこと、あります(笑)。でも、“楽しい”“好き”と思える環境を作ってあげることが一番大事です。」


  • Q:逆境に強くなるには?
     →「世界で活躍する選手だって、毎日地道に努力しています。“継続できる努力”が一番の近道です。」

プロとしての経験を交えながらも、決して押しつけではない言葉が参加者にじんわり届き、心の温度が1℃上がるような時間となりました。

 

【「この出会いが、未来の挑戦の一歩に」】

 

イベント終盤、森島会長が語ったひとことは、この日の空気を象徴していました。

「このピッチから、いつか“日の丸”を背負う子どもが生まれるかもしれない。
そう思うと、今日の出会いが、その未来への一歩になると信じています。」

町とクラブが共につくるフィールドが、ただのキャンプ地にとどまらない可能性を持つこと。
その想いが、確かに町民の心にも届いたように感じられました。

 

 

【唐神社長の言葉と、これからの未来】

 

トーク終盤には、今回の仕掛け人の一人でもあるトーホウリゾート 唐神社長がこう語りました。

「“東川どう?”と林社長から連絡が来て、この話が一気に動き出しました。
今後は、選手をより身近に感じられる関係を、町民の皆さんと一緒に築いていきたいです。」

「ヨーロッパのクラブチームのように、“町全体でクラブを支える”。
そんな在り方を、ここ東川でも目指していきましょう。」

このイベントを皮切りに、翌日はキッズサッカースクールや田植え体験などが行われる「包括連携プロジェクト・第一弾」がスタート。
6月にはキャンプ受け入れも控えており、今後の連携がますます楽しみな展開となっています。

 

 

【🌱 未来は、こんな小さな出会いから生まれていく。】

 

東川町という美しいまちと、スポーツの力が出会った日。
その中で、弊社もファシリテーターとして関わらせていただけたことに、心より感謝申し上げます。

町民の皆さんとともに描く“挑戦のストーリー”は、ここからさらに広がっていきます。

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